床になる構造用合板
大工工事2日目です。
床板となる構造合板が敷かれていました。
大引を貫通するネジ位置は予め工場で開けられた状態で搬入されています。
あとは職人さんが合板同士を縫うように斜めにネジを打ち込んでいきます。
まだ暫くはお一人で作業を進めていかれるそうです。
話やすくて安心しました。
合板に表記されたものから、また調べてみましょう。
wikipediaより引用しながら見ていくと、
・寸法
厚さは主に、9mm、12mm、15mm、18mm、24mm、28mmなどがある。
床下地には、12mm~28mmのものが用いられる。
なお、特に24mmと28mmのものは厚物構造用合板と呼ばれ、曲げに強いために根太を省略することができることから、近年よく使われている。
ふむふむ。
比較的薄い下地の反面、根太(ねだ)を省略していないと言えそうですが、根太の有無は一長一短のようですね。
・接着性能
特類と1類がある。
特類は、常時湿潤状態における接着性能が確保されており、外壁下地、床下地、屋根下地など、(施工中を含めて)水に濡れる恐れのある場所に使う。
1類は、水に濡れる恐れのない場所に使う。
これは全部特類で問題なさそうです。
・等級
等級は強度により、1級と2級がある。
1級のものは曲げ性能、面内せん断性能等について試験を実施し、特定の基準値を満たしたものを示す。
2級のものは、そうでないものを示す。
一般的に構造用合板は2級でもこれらの特性に優れているため、特別な用途でない限り、壁下地・床下地・屋根下地においては2級が主に用いられる。
逆に1級の用途が気になるところです。
・板面の品質 (A - D)
JAS規格では、構造用合板の表面と裏面の品質をそれぞれAからDまでの4段階で表している。
Aの方が節が少なく、Dの方は大きな節が多い。
一般的に下地材では見栄えは重要でないことから、製造されているもののほとんどはC-Dとなっている。
材料として多く使用されるカラマツは幹から太枝が輪生状に生えるため、丸太をかつらむきして合板を作ると特定の箇所に節が集中する傾向があり、製品仕様としてはC-Dの品質しか保証しないとされているもののなかにも、たまたま節の少ない製品は存在するが、内装材として兼用することを想定し、片面だけ表面の状態のよいBを選び、直接クロス貼りすることができるよう品質管理された製品もある。
見栄えの話ですか、確かに床下ですからC-Dでいいのでしょう。
・ホルムアルデヒド放散量
有害物質であるホルムアルデヒドの放散量をF☆~F☆☆☆☆で表す。
F☆☆☆☆の方が放散量が少なく安全である。
近年では、シックハウス症候群への関心の高まりから、ほとんどF☆☆☆☆しか使われない。
F☆☆☆以下のものは使用量に制限がある。
総じて当たり前のものをフツーに使用しているといった印象ですね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿