窓とサッシ・・・②

サンバランス 高性能Low-Eペアガラス 断熱タイプ













我が家で採用されていた標準ガラスは、AGC旭硝子のサンバランス 高性能Low-Eペアガラス 断熱タイプ
(ピュアクリアなのかシルバーなのかは不明)

場所によって防火網入だったりすりガラスだったりします。

前回に引き続き、今回は窓ガラスです。

サッシとは比べものにならない種類があります。





透明ガラスとすりガラスは分かりやすいですね。

すりガラスはプライバシー的に視線の気になるところに使用します。

勘違いしやすいかもしれませんが、光量は透明な板ガラスと同じだけあります。





お次はガラスの枚数です。

シンプルな単板ガラス、名前の通り1枚ガラスのものがあります。

そして最近の主流、複層ガラス(ペアガラス)。

寒冷地では3枚ガラスを使うところもあるようですが、一般的には2枚の複層ガラスですね。

これもすりガラス仕様があり、よく観察するとすり加工されているのは外側ガラスの外側です。





複層ガラスにはLow-E加工されているものもあります。

これはローコスト系メーカーだとオプションかもしれません。

見た目で分からないので建売やマンションだと確認する必要があるのではないでしょうか。

外側ガラスの内側に金属膜を設けることで、日射をさえぎり熱を進入させないようにする、夏の冷房効果重視の遮熱ガラス。

逆に内側ガラスの外側に金属膜を設けることで、熱を逃がさないようにする、冬の暖房効果重視の断熱ガラス。

地域によって使い分けるのもありでしょう。

冬の光を取り入れたい南側と寒くなる北側に断熱ガラス、西日をカバーするのに遮熱ガラスというのも賢いでしょうね。





複層ガラスには更に工夫されているものがあります。

ガラスとガラスの間を真空にしたり、より断熱性を高めるためにアルゴンガスを注入したりすることがあります。

アルゴンは数年で抜けてしまうというような書き込みも見かけますが、どんなもんでしょう?

いずれにしろ高そうですね。





ガラスにはまだありますよ、(準)防火地域では網入ガラスが必要になってきます。

網無防火ガラスもありますが、またオプションでしょうね。

もちろん複層・Low-E機能と組み合わせ可能です。

防犯強化ガラスなんてのもありますよねー・・・





これだけの機能・種類とサッシも組み合わせるだけでも相当なパターンがありますよね。

更には窓の位置、大きさ、開き方。

窓の世界はこんなにも奥が深かったのです。





ちなみによく呼ばれるペアガラスはAGC旭硝子の登録商標だそうです。

ヤマト運輸の宅急便みたいに商標の知名度が大きくなりすぎて勘違い起こしやすいですね。

でも肝心の旭硝子の商品名はペヤグラスです(笑)

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